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今年もご本人の思いを大切に、思いを受けとめる会話スキルを磨きます。

 今年は、いつもと違うお正月を過ごした方も多かったのではないでしょうか。私も例年実家で年越しをしますが、今年は私と夫の実家の年越し準備を確認したあと、自宅に戻って新年を迎えました。

 Zoom会議は1月6日のSDM-Japan(一般社団法人日本意思決定支援ネットワーク)の打合せから始まり、NPO法人中空知成年後見センターの後見担当者会議やFPの会議、Web研修やセミナーなどリアルでの会議よりもリモート会議の方が多くなりました。

 特にSDM-Japanの会議では、九州や関東などリアルでは簡単に会うことができない地域の専門職や学術関係者の方のお話を聞き、様々な刺激を受けながら意見交換できるのはリモート会議ならではです。もちろん直接お会いして話を聞くのが一番ですが、時間と距離を克服できるリモートは上手に利用したいものです。

 SDM-Japanでは、障がいのある方が様々なしがらみに捉われず、自分の本当の思いに気付くことに役立つ会話のスキルや、その思いを育て自らの力で生き方を決められるように支援する、地域のチーム作りを学ぶ研修の準備をしています。

 後見人としての活動もFP相談も、ご本人の本当の思いを話してもらうことは将来の計画を作るために重要です。今年も、相談者が様々な話の中から自らの思いに気づき、受け止めることができるように会話のスキルを磨いていきたいと思います。